データ提供のお願い
茨城県は、全国生産量の約50%を占める日本一のレンコン生産地。生産の中心である霞ケ浦周辺には、一面のハス田が広がります。
レンコン生産者を悩ませるのは、この地域に生息する水鳥類のレンコン食害です。他方で、食害対策として導入した防鳥ネットに野鳥が掛かる羅網事故が多発し、社会問題化しています。
a-tori-net Projectは、ハス田の野鳥羅網事故の原因調査と防鳥ネットの改良で、人と野鳥との共生を目指す研究プロジェクトです。
ハス田の食害対策データベースでは、カモ類やオオバンを中心とする水鳥類によるレンコン食害の被害状況と、防鳥ネットを使用することにより発生している野鳥の羅網事故のリアルな現場情報を収集しています。広く皆様から収集した情報を分析し、食害状況の把握と羅網事故の発生原因を究明を図ります。
研究の進捗状況や成果情報は、随時、本サイトにてご報告させていただきます。
さらに研究の成果を活かし、問題の解決に向けて防鳥ネットの改良や効果的な食害対策を提案していきたいと思います。
"野鳥をまもる" 防鳥ネット の研究と普及に向けて、皆様のご理解とご協力を、宜しくお願いいたします。
a-tori-net Project 代表
内田 理恵